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最近ブログを書いていない

まともな日常

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  寝る前に何かを行う、ということは人間の記憶にとってとても良いことらしい。なんでも、朝に何かを覚えようと思っても、昼間以降に入ってきた不要な情報にどんどん上書きされてしまい、何も覚えていないという。そういえばたしかに、僕がまだ受験生だった頃、先生は英単語帳を寝る前になんども見返すと定着するぞと訴えかけていたし、それを真に受けてやる輩は周りにたくさんいた。二流進学校だったから、そうなるのも当たり前だった(無論、僕はそんなことはしなかった)。

 さて、今からしようと思っているのは記憶の話ではない。寝る前に、ひとつブログを書くという行為のことである。ベッドでMacBookを開き、ブックマークされたはてなブログから飛んで、「記事を投稿する」。おお、久々の光景だ。気づかないうちに、はてなブログのユーザーインタフェースも一気に進化している。こうしてしばらくやっていないもんだから、デザインも大きく変えてしまおう。コンパクトに、シンプルに。無意識にそうしている自分をいざ顧みれば、もう1度シンプルを見つめ直す時期が、人生にきているのかもしれない、と思う。

 

 寝る前に活字を読むという習慣がある人はたくさんいるだろう。誰しもがホテルの一室のような部屋を持っているわけではないと思うが、ベッドライトのオレンジっぽい光をそっとつけて、意外とファンタジックな物語の扉を開いていたりする。少しウトウトしてきた頃、そっと灯りを消す。夢の中では、きっとその物語のつづきを見れている。

 ただそれに比べ、寝る前に「活字を発信する」という行為はどのような作用も私に与えてくれないような気がする。寝る前が一番落ち着く、と心理的条件がそろうということは明白だが、効果については何も考えられたためしがない。

 しかし、それで良い。何も考えずに気ままに綴るということが、「ベッド」で「薄暗い中」「深夜」という条件が、実は僕に一番似合っているのかもしれない。あれよこれよと言う間に800字ちかく綴れる能力は、この至福の時間のために備わったのだろう。あとは、村上春樹のように数年ぶりに本を出したとしてもこれまでと変わりなく、大いに歓迎されるくらいの「スター性」か。