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天才はやっぱり早熟なのか

まともな日常

2月の苗場を見た以来ユーミン熱が再燃し(といっても元々、聞かない日はないくらいなのですが)、最近といったらユーミンばかり聴いている僕。10年以上ファンをやっているけれど、本当に飽きないですね。僕が音楽を語りだすと、もう必ず最終的にユーミン礼賛につながるくらい、侵されています(笑)なので、もうこのままずっと、墓場までユーミンを聴き込んでいればいいや、という感じで新しいアーティストにハマろうと能動的にYouTubeの動画を漁ったりはしていませんでした。他の人に執拗にオススメされて、ようやく「聴いてみるか」と重い腰をあげる感じでした。

 

しかし、今回は違いました。と言っても、ナタリーのツイートが知ったきっかけなんですけどね。「シンリズム」というソロのアーティストです(本名らしいです)。なんとまだ17歳、高校2年生。年下なんですね。作詞作曲編曲演奏、すべてこなしちゃう、山下達郎みたいな人。音楽もお父さんの影響からか、10代とは思えないほど幅広く嗜んでいる感じにとれます。5月20日にアルバムが出るらしく、SoundCloudでダイジェスト音源がすでに公開されています。聴くと、「あ〜」とマッサージ店で指圧をやられているような感覚になるくらい溶けます。とても好きです。好きすぎて、ふと我にかえったときにハァと嫉妬混じりのため息が出るくらい。きっと環境に恵まれたような人なんだろうけど、今の時代YouTubeにたくさんの音楽が転がっていますからね、自分も探検すればできることです、きっと。グウの音も出ません。公式の紹介文によるとキリンジシュガーベイブ山下達郎に影響を受けているらしい。

 

soundcloud.com

聴いてみると、「ああ、なるほどキリンジ」と軽く納得したような気分になります。早くも音楽好きが騒ぎはじめるのもわかります。そういう人が持ち上げそうなジャンル、アーティストの匂いって何となくわかりますよね(笑)で、そういう人は(完全に偏見ですが)大体は、不思議と小さく纏まる傾向にある気がします。まあその中でも、米津玄師はCMソングを担当したりとオーバーグラウンドに羽ばたいている途中ですが、森は生きているとかtofubeatsは、あれは「本当に好きな音楽だけやっている」っていう感じですよね(もちろん悪い意味じゃないですよ。大好きでリスペクトしています、2ndアルバム買ってないけど)。きっと、この人は後者だと思っています。「良質ポップス」と呼ばれるものを生み出し続け、地道にファンを増やしていく感じですよね、きっと。とにかくニューアルバムが楽しみなんですが、その前に4月にシングルが出るらしい。先ほどのSoundCloud1曲目で流れてた「心理の森」のシングルです。きっと、「心理」はシンリズムにかけているんでしょう。そしてオドロキなのが、マスタリングが世界的に有名な、あの、バーニー・グランドマン(ニュースを読み間違えていなければ、たぶんそう)。これはユーミンヲタとしては黙ってはいられませんね、1984年から2010年にかけてユーミンのアルバムをリマスタリングしてくださっている方なんです!こんな方とタッグを組むなんて、もう大物になる感じなんですかね。買ってみようかな。バイトをちょっと頑張ってみようかなと思っています。

 

では、記事の最後にシンリズムの…シンリズムさんが好きなハナレグミの曲(厳密に言えば、メンバーの方が歌ってらっしゃる曲)で、僕が一番好きな曲をご紹介します(シンリズムの動画は残念ながら1件もなかったんです)。真冬物語」という、季節遅れ感も甚だしい曲です。作詞は松本隆さん、作曲は、なんとユーミンまたユーミンですね、すみません。ちなみに編曲は冨田ラボこと冨田恵一さんです。最近だと何が有名かな。椎名林檎の「青春の瞬き」の編曲とか、「この世は不思議」とかですかね。途中で入る、ジャズピアノがいい味を出してます。いいでしょ、この良質ポップスな感じ。もう11年前の曲なんですが。シンリズムさんのアルバムもこんな感じだったら良いな。いやあ、本当に悔しいです。まんま僕がやりたいことなんですもん。