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パスピエ「印象C」で、憧れのSHIBUYA AXへ

旧ブログ(FC2)

「早めに書こう、忘れないうちに書こう書こう」と常日頃から思っているのですが、高校3年生になると、なかなか時間がとれず、パソコンにちゃんと向かって原稿を書くようにブログ記事を書く僕にとっては、難しいことでした。だから、いま、ネットで検索したセットリストを見ながら、記憶の断片を思い出してなんとか綴ってやろうと苦戦しています…4月21日、僕のかねてからの"推し"アーティスト、パスピエの自主企画「印象C」に行ってきました。パスピエを見るのはこれでもう4回目かな。場所は、今年閉館してしまう、あの、SHIBUYA AXです。小さい頃からホールやアリーナの"コンサート"に慣れ親しんでいた僕にとっては、ライブハウスの"ライブ"というのは、まだ慣れていないことが多いので、やはり、SHIBUYA AXに来るのは初めてでした。どちらかというとすぐ近くにある代々木競技場第一体育館のほうがお世話になってるかも。まあ、そうとはいえども、やはり"閉館"のニュースを聞きつけてみると、ミーハーといいますか、行ってみたいなあなんて思い始めてしまっていたんですよね。そんな時に、パスピエのライブ発表があって。その告知を12月14日の「印象・日の出外伝」赤坂BLITZ公演でリアルタイムで見ていたわけですから、「憧れのSHIBUYA AX!」という気持ちも含め、すごくワクワクしていました。そして、それと同時に、21日を迎えて、時が経つのは早いもんだなあとしみじみ思ったりもしながら、開演を待っていました。

「印象C」は2マンライブです。思えば、2マンライブというのを見るのも、初めてかなあ。小さいフェスには行ったことがあるのですが。パスピエのお相手を務めましたのは、今年結成10周年を迎える、9mm Parabellum Bulletでした。9mmはむしろ、好きなバンドですね。このブログでは動画を貼って紹介したことはなかったかもしれないけれど、友達から新しいアルバム「Dawning」を拝借させていただいたり、WOWOWで放送されるROCK IN JAPAN FES.の映像を録りためていたりはしています。ライブパフォーマンスがなかなか圧巻のものというのは、映像を見ていた時から知っていましたが、生で見るともうすごいですね。「Dawning」に収録されているリード曲(シングル曲)3曲「ハートに火をつけて」「Answer And Answer」「黒い森の旅人」もやってくれたし、「Black Market Blues」「新しい光」などの代表曲、更には「砂の惑星」など1stアルバムに収録されているレアな曲までやってくれました。計14曲でした。今回は前もって後ろの方で見ようかなと思っていて(今までのライブでパスピエは前の方で見ていたので)、当日もそのとおりに段差の上のブロックで見ていたのですが、やはり知っている曲があると、少しはノリたくなりますよね。パスピエ前に、たくさん汗をかいてしまいました。そして、いつもそうなのですが、今までライブを見たことがなかった人を初めて生で見ることができると、その安心感、達成感からなのか、少し泣いてしまうんですよね。今回は「Answer And Answer」の大サビで、きました。まあ涙は、あくまで少し、だけど。

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そして、いよいよパスピエです。なぜ画像が横なんでしょう、まあいいですが。今回は先程も書いたとおり、新曲のMATATABISTEPが照明演出などと、どうマッチしていくのかが見所だったので、後ろの方で見ることにしました。1曲目は「はいからさん」。「演出家出演」を初めて聴いた時に、この曲はライブで定番化しないだろうなあと思っていたのですが、結構やるもんなんですね。そのあとに「フィーバー」「とおりゃんせ」と続き、そして僕お待ちかねの「MATATABISTEP」。改めて見るとすごい曲ですね。虹色の照明が綺麗にマッチする。MVでも少し拝見できる踊りも鮮明に見れて、すごく可愛かった。これは、ライブで「チャイナタウン」とか「電波ジャック」とか、彼らの"キラーチューン"に値するくらいの曲なんじゃないか。そして、さらに驚いたのはそのあとの曲。「万華鏡」という曲です。「MATATABISTEP」のカップリングに収録されています。聞いてもらえばわかるのですが、明らかにピアノさばきが難しくて、「真夜中のランデブー」のように、ライブで演奏するのは難しい曲なのかなと勝手に思っていました。ですが、さすが東京藝術大学卒業成田ハネダ氏、という感じで、なんなく間奏のピアノさばきをこなしていました。ナリハネさんはすごく憧れの存在なのです。次にやった、「気象予報士の憂鬱」もなかなかライブではやりにくい曲なのかなあ、なんて思ってたのですが、もともとのメルヘンチックな世界観を壊さないように、かわいく演奏されていました。そして、僕が勝手にパスピエの中で一番渋い曲だと思っている、「夕焼けは命の海」。「わたし開花したわ」の一番最後の曲です。ここまで、大胡田さんがボーカルに感情を込めて歌っているのを見たのは、初めてでした。CDで聴いた時に、なにか異様な歌詞だなとは思っていたのですが、これは隠れた、メッセージ・ソングだったんですね。直後のMCで「普通のライブだとなかなかできないから」って言ってたのが、そのような想像をさらに膨らませました。次に続いたのは「あの青と青と青」。「MATATABISTEP」は実は両A面シングルで、そのもう1つのA面曲です。これも「夕焼けは命の海」に匹敵する、歌詞の重さ、なかなかの渋め曲ですよ。「マザー 聞こえるわ」なんて歌詞よく思いつきますよね。電気グルーヴのカバー「Shangri-La」(これも「MATATABISTEP」に収録されています)で、ライブのテンションをあげると、「ワールドエンド」「チャイナタウン」と一気にスパートをかけていきます。そして「S.S」。夏フェスでパスピエのライブの楽しみを知った人たちにとって、「エス!エス!」と叫ぶことは何よりの快感であったのです(皮肉じゃありませんよ)。みんなお待ちかねの曲で、本編は終了しました。

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そして、ここで重大発表がありました。6月18日にニューアルバム「幕の内ISM」を発売する、ということでした。会場からはどよめきの声とともに、歓喜の声。こういう風に、割と早いペースでCDをリリースしてくれるアーティストは好きですね、個人的に。アルバムを発表するということは、ツアーの発表もそのうちあるのでしょうかね。何としてでも行きたいです。そのあとは、「印象C」ツアーで定番となっていたらしい、対バン相手のカバー。今回は9mmの「Cold Edge」をチョイスしていました。そして、最後。今回はしっとりと、「最終電車」で幕を閉じました。こちらも計14曲、あわせると28曲ですね。いつもなら演ってくれる「電波ジャック」や「トロイメライ」などが、セットリストから外れ、物足りないと感じた方はいるかもしれませんが、僕としては、「気象予報士の憂鬱」「夕焼けは命の海」などレアな曲が、今回はかなりふんだんに盛り込まれていると感じたので、良かったです。後ろの方で見ても、それなりに盛り上がることができたし。さて、6月18日に発売されるアルバム「幕の内ISM」を気長に、楽しみに待ちますか。