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2013年私的アルバムランキング、やってみた

旧ブログ(FC2)

「とうとうこの音楽記事までもインタビュー形式なんですね」「こっちのほうがすごく書きやすいんだよね」「もうあの長ったらしい、まえおきのある変な文章からは卒業ってことですか」「そうかもね、分からんけど」「なんですかその曖昧な答え」「ちなみに、この形式は僕の愛読しているブログ、"レジーのブログ"にならっています。レジーさんマジ感謝」「あのブログ、とても面白いですよね」「ええ、音楽批評、新人発掘、メールインタビューがとても興味深いです。音楽の趣味的に影響受けていたりします、オススメです」「で、今回はどういう設定なんですか、"書きやすいんだよね"っていうことはインタビュー形式ではないですし」「こだわるねえ。えーと、僕と、仮想の読者という設定でお願いします」「変な設定ですね」「しょうがないですよ。でね、先ほど出てきた"レジーのブログ"でレジーさんが毎年やっている"マイ年間ベスト"、これを僕もやってみようかなと」「確かあなた去年も似たようなことをこの時期にやってましたよね、今年はついにルーツを出してきましたね」「そうだね、ヘンテコな文章でかなり細かく書いてたね、今回は分かりやすく書いていきたいと思っています」「レジーさんみたいに誰もが頷けるクオリティで、書けるんでしょうか」「おそらく無理でしょうが、年末ということで、もがいてみたいと思います」「"内容が無いよう"なんてことにならないように」「三重のシャレですね流石です」「えーと、期待してます」

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「さて、今年買ったCDは合計で何枚ですか」「先ほど数えたらシングルアルバムあわせて26枚でした、いやあ金使いましたね」「ただのブルジョアじゃないですか」「別にそういうわけでもないと思いますよ、CD買うことにしか金使ってないだけで。まあCDしかお金の使い道がない哀れな男だと思ってください」「CD棚がもうパンパンみたいで」「机のちょっとした棚で保管しているのですが、とうとう一杯になってしまいました。部屋が狭いから新たな収納棚を買うわけにもいかないし。来年からどうしようかなと悩んでいます」「では、その今年買ったCDの中から、とりあえずアルバムだけをリストアップしてみてください」

「1-2-3」(THE BAWDIES)/「バンドBのベスト」(Base Ball Bear)/「sakanaction」(サカナクション)/「Stranger」(星野源)/「演出家出演」(パスピエ)/「ONOMIMONO」(パスピエ)/「わたし開花したわ」(パスピエ)/「吹き雫れる程のI、哀、愛」(クリープハイプ)/「死ぬまで一生愛されていると思ってたよ」(クリープハイプ)/「公園デビュー」(赤い公園)/「森は生きている」(森は生きている)/「Angles」(THE STROKES)/「僕がCDを出したら」(KANA-BOON)/「DOPPEL」(KANA-BOON)/「NEVERLAND」(Czecho No Republic)……「洋邦旧新問わず、購入順に並べました。15枚でした」

「洋邦問わずって言ってますが、ほとんど邦楽じゃないですか」「やはり聴くのは邦楽中心になってしまいますね。この唯一の洋楽CD、ストロークスのアルバムは修学旅行先のオーストラリアからAmazonで購入したものです」「スマホ台頭の今らしいエピソードですね」「はい、Amazonアプリでたまたま確認してたら値段が1000円を切ってたんで、思わず」「値段が購入を決めたと」「そういうことになりますね。でも、ストロークス他のCDも全部聴いてみたんですが、全部好きそうな感じだったので、いつかは集めたいのです。特に3rdアルバムがすごく欲しい。そうそう、ライブにも行ってみたい」「買えばいいじゃないですか、行けばいいじゃないですか」「邦楽の新作のものを優先してしまうと、つい…」「輸入盤だからきっと安いだろうに。まあ、そこは置いておいて、やはりCDは新作で買う感じですか」「そうですね、今年旧作で買ったのはパスピエの「ONOMIMONO」「わたし開花したわ」と、クリープハイプの「死ぬまで一生愛されていると思ってたよ」、KANA-BOONの「僕がCDを出したら」の4枚かな」「パスピエ3枚続けて購入しているのが面白いですね」「パスピエは今年どっぷりハマったアーティストですからね。先日、赤坂BLITZのライブにも行ってきましたよ」「へえ、どうでしたか」「まあこのことはランキングのほうで」「そうですね、肝心のランキングに行きましょう。ところで、ランキングにはBase Ball Bearの"バンドBのベスト"も入れますか」「ベストアルバム、そして旧譜はやめておきましょうかね。どれも素晴らしいのですが」「了解です」「そして、アルバムの購入枚数が少ないので、僕は5位〜1位という形にしてみます。除外する5枚を除くと10枚。まあそのうち5枚くらいがちょうどいいかなと」「そうですか、まあ勝手にしてください」「ランキングというより、言いたい事を書くっていう程度の認識です、勝手にやらしてください」

第5位 「僕がCDを出したら」/KANA-BOON (2013.4.24)

「今流行りのKANA-BOONですね」「そうですね。4月に初の全国流通盤(このアルバム)を出して、9月にシングル"盛者必衰の理、お断り"でもうメジャーデビューしてます。その早さはセカオワを凌ぐ勢いです」「サマソニオープニングアクトも任されたとか」「人気なのはすごく分かります。リズムが早くて、フェスなどで盛り上がりそうですもん」「ギターも割とシンプルだし」「本人たちはあえてそうしているみたいですね。tvkの番組で言ってたけど」「ZIP!で特集された時は繰り返されるフレーズが特徴的だと」「このアルバムの1曲目を飾る代表曲、"ないものねだり"は、ゆらゆらゆらゆらというフレーズがたしかに耳に残る」「"らしさ"みたいなのが確立されてますね」「そして、もう1つ注目すべきなのが、影響を受けた音楽がアジカンであるということ。洋楽には一切影響を受けていないとは言い切られていないけれど、邦楽から大きな影響を受けたバンドがこうメジャーシーンにいるというのはすごいなあと思います」「大体の音楽が洋楽から影響を受けていますものね、最近は"洋楽マニアじゃないとしっかりしていないから、ダメだな"っていう風潮が流れてるようにすら感じます」「まあ実際、洋楽>邦楽ではあるよね。もともと邦楽って、米軍の占領下にあった町のレコード屋さんを漁ってたり、ラジオの洋楽チャートを毎日聞いてメモしたりした、洋楽好きな人たちから作られたものだから、輸入された文化だからね。でもこういうバンドが出てきてもイイと思う、"ちゃんと洋楽聴いてますよ"ってカッコつけてないところがいい。これからも応援します」

第4位 「sakanaction」/サカナクション (2013.3.13)

「セルフタイトルアルバムということでかなり気合が入っているアルバムです」「めざましテレビNEWS ZEROで、制作ドキュメンタリーが組まれたり、"笑っていいとも!"や"SMAP×SMAP"などバラエティ番組への露出も目立ちました。4曲がドラマやCMのタイアップ曲ですし、このアルバムのCMも結構流れてました」「その甲斐あってバンド史上初のオリコン1位です」「クオリティ的にオリコン1位で間違いないと思います。このアルバムは、常に音楽のことを考えられるように、メンバー全員がボーカルの山口さんの家に集まって、生活を共にしながら、二人三脚で作られたアルバムです。サカナクションの音楽への並々ならぬ情熱が伺えます」「音楽だけでなく、音楽をどう世間に表現していくかなどを全て自分で考えているところが素晴らしいですよね」「特筆すべき点は、先ほども言いましたが、テレビで流れる機会をかなり増やしたこと。"テレビに出ない美学"をぶち壊して、CDの売れない時代なりに努力するようにしていることです」「計画的にプロモーションを行ってからの、オリコン1位は嬉しいでしょうね」「メジャーに行ってもこういう"自分たちでいろいろやる"人たちはなかなかいないと思います」「内容的にはどうですか」「サカナクションのアルバムには必ず収録されるインストの曲を2曲目(と言っても実質1曲目)に持っていくところが面白いと思います」「普通最初にはインパクトのある曲を持ってきますもんね」「そしてその後、メジャーな曲"ミュージック"、"夜の踊り子"とインパクトのある曲が続く。計算されていますね」「ライブもすごかったようで」「幕張メッセでのライブで、ドルビー協力のもと、スピーカーをステージからだけでなく、228本お客さんを囲むように設置して、クラブのようなサラウンドを実現させたこと。僕は行ってないんですが、行ってみたかった。まあ3月にサカナクションのライブ、行くんですが」「楽しんできてください」

第3位 「森は生きている」/森は生きている (2013.8.21)

「段々と注目されてきました」「Youtubeで"日々の泡沫"という曲を聴いてから好きになったバンドです」「ポップ、ロック、どちらの匂いもしませんね」「休日のお昼とかに聞きたい、とても和やかなアルバムです。音楽サイトのインタビュー記事では音楽性が最近のシーンでは珍しくて、似ているバンドが"はっぴいえんど"と苦しんだ表現がされてました」「あれはびっくりしました」「まあ、それだけこの音楽がとても斬新だっていうことだよね」「先ほど紹介したKANA-BOONと違って、洋邦問わず、いろいろな音楽、文化人から影響を受けていることを公式サイトで公言しています」「自分たちの紹介文に、"カントリー,ソフトロック,スワンプ,アンビエント,モンド,エキゾチカ,トロピカル,ジャズ,ブルース,クラシック,アフロなど……メンバーの雑多な音楽嗜好により、バンドは唯一無二のチャンポンミュージックを奏でる"と書いてあるけれど、まさにその通りですよ。いろいろな世界を見せてくれる」「お気に入りの曲は何ですか」「"帰り道"ですね、6分と少し長いバラードですが、歌詞がすごくいい」「タワレコ新宿のインストアライブにも行かれたんですよね、どうでしたか」「言うまでもなく素晴らしかった。そして、このCDにサインもしていただきました。まだカッコいいサインみたいなものがなくて、署名みたいで、嬉しかった」「いい思い出になりましたね」「またライブ行きたいなあ、予定決まってないけど」「早く行けるといいですね」

第2位 「演出家出演」/パスピエ (2013.6.12)

「今年はずっとパスピエ聴いてましたね」「そうですね。この前はライブにも行ってきました。すごい盛り上がりでしたよ」「モッシュなども起こったそうで」「前の方だけかな。ちょうどそのゾーンで見ていたんですけど、正直ビックリしました」「といいますと」「パスピエモッシュが起こるなんて、という意味です。パスピエってそういう音楽だったっけ、と」「CDショップでは、よく"ポスト相対性理論"なんていうキャッチコピーで売られていましたもんね」「重度のサブカルチャーの人が、肉体的にライブを楽しむなんていうのは想像し難い」「なぜなんでしょう」「2013年、夏フェスへの出演が目立ちました。夏フェスには行ったことないんであまり偉そうなことは言えないんですが、そこでの独特のノリといいますか、"暴れて楽しむのがフェスだ"という考え方が存在していると思います。そこで暴れて"パスピエ楽しい"と感じた人が、ワンマンライブに流れてきた、と考えられます。まあ別にこのことは悪いとは感じてなくて、個人的にはむしろいいと考えています」「Twitterでは危なかった危なかったと言われてましたが」「今回はたしかにちょっと危なかったかもしれないけれど、これは、ただ単にサブカルサブカルしている人だけでなく、ロックフェス常連の人にも受け入れられているってことだから」「このアルバムの1曲目、"S.S"はボーカルの大胡田さんが"お客さんと一緒になる曲"って言ってましたし。パスピエもそういうアプローチを仕掛けてきているんですよね」「今年いろいろなところでパスピエが受け入れられていくことを願っています」

第1位 「Stranger」/星野源 (2013.5.1)

「意外でした」「意外ですか」「1位の理由は」「やはり僕の大好きな曲"フィルム"が収録されていることですよね。あとは言葉に表せない感じです」「1位にしておいて、無責任な」「まあひとつ言えるとすれば、とてもポップスに近づいていってるなあということです。心にしみるバラードだけでなく、ノリのいい曲が多くなった。同日発売されたシングル"ギャグ"も、10月に発売された"地獄でなぜ悪い"もそういう傾向がある。まあそれはシングル"夢の外へ"から始まっていることなのですが」「ライブも盛り上がりそうですよね」「でもちゃんと昔からのファン、バラードから入ったファンを大切にしていることが伺えます。アコースティックのライブをベースにしているから現実的ではないんだけれど、パスピエのようなノリまではいかないようにしている」「このアルバムで"フィルム"以外で、お気に入りの曲は」「"スカート"〜生まれ変わり"〜"パロディ"の流れは最高です」「ライブとかにも行ってみたいですか」「勿論です。武道館ライブ、行きたかったなあ。予定が入っていて行けないんですよ」「それは残念、いつか機会があるといいですね」「くも膜下出血も完治したみたいで。パワフルな源さんをこれからも応援したいと思っています」

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「まずは年末に間に合わなかったことを反省していただかないと」「書く前は自分の好きなことだけを書けばいいんだから、簡単だろう楽勝だろうと思ってたんですが、書いてみると結構時間かかりました。侮っちゃいけませんね」「といいますと、年末から書いていたということですか」「もちろんです」「そうなんですか、まあお疲れ様です、クオリティのほうは毎回ひどいですが」「言葉選びとか頑張っても、内容が浅いから時間かけてもダメなことがよく分かったよ」「これからもこういう記事は書いていくんですか」「書いていきますよ、一応。読者の皆さんすみませんね」「次に買うCDとかはもう決まってるんですか」「一応。SEKAI NO OWARIのシングル"スノーマジックファンタジー"と、サカナクションのシングル"ユリイカ"、そしてNICO Touches the Wallsのベスト盤もいいかな」「お金あるんですか」「ないです、はい」