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残暑も終わって、秋になる。久しぶりに音楽紹介。

旧ブログ(FC2)

「あっという間に高校2年生の夏休みが終わってしまった。本当にあっという間だった、光陰矢の如し。この時期になると毎年思うのが、今年の夏は有意義に過ごせただろうか、ということ。うーむ、やはり、物寂しさと同時に絶望が襲ってくる。これから僕はどうなるのだろうか、一抹の不安が未だに消えない。いやいや、今年は例年よりは充実していたはずだ。少なくとも去年よりは、一昨年よりは、その前の年よりは。僕は着実に進化をしていってる……。終わってない(現在は終わってる)宿題をぼんやり眺めながら、結局無事に頭の中でそんな自己解決をして、自己満足をする。結局こうなのだ。反省がしっかりしていないから、進歩がみられない。さてさて、ゆっくりはしていられない。次に待つのは前期期末テストである。僕の学力は中学1年生の頃に比べて著しく低下しており……」と記事を始めるのもあまりにテンプレートっぽくて、なかなか恥ずかしくて、過去から脱却しようとしている今の自分には書けない。それに、書くタイミングは既に逃してしまっている。もう期末テストは終わっているのだ。まぁ、またこのような形で「夏休みが終わり、期末テストが終わった。勿論読者様が知っているとおり、結果は過去最悪のものであった。大体、期末テストを夏休みが終わり、すぐに行うのが悪い、と愚痴をぶつけてみるものの、やはり残るのは悔しさと悲しさと、不安だ。」なんて始めてもいいのだが、やはり、形式と内容のマンネリ化を招きかねない。だからといって、あるブロガーのように、「生存報告」というタイトルで記事を更新するなんていうのも悲しすぎる。別におまえの生存なんて気にしてねーよ、なんて思われてもしょうがない。では、どうすればよいか。こういう時は、いつも"つまらぬ記事No.1"の音楽記事に逃げていた。今回もそうしてしまおうと思う。久しぶりだし、今ちょうど書きたい気分なのだ。ということで、最近僕がハマってる4バンドについて書く。

まず紹介するのは、「赤い公園」というバンド。最近にわかに流行りだした"ガールズバンドブーム"で、SCANDALやSirent Sirenなどと一緒に代表格として紹介されることが多くなってきたこのバンド(個人的に"ガールズバンドブーム"という雑多な括りで紹介されるバンドの中では一番質が高いと思っている)。今回紹介する4バンドのうち、唯一僕がCDを買ったバンド、そして、唯一ライブパフォーマンスを見たことがあるバンドである。それも2回も。1つ目は、もう夏休み前のことだが、7月20日に横浜BLITZで行われた「SOUND JACK FESTIVAL.2013」というイベント。僕の大好きな「パスピエ」というバンドと、「SEBASTIAN X」というバンドと、3マンをしていた。2つ目は、なんと夕方の新宿アルタ前で行われた、アルバムのレコ発イベント。代表曲を中心に、数曲を披露した。どちらでも、一見バンド向きではないと感じられるような綺麗な声からは、とても想像できないほどの激しさをみせ、特に1つ目のライブでは、最後の方になると、ドラムセットに乗り上がり、シンバルなどを蹴散らかしてしまっていたほどだ。あと、MCがとても面白かった。こんなにMCで笑ったのは、久しぶりというくらいである。そして、やはり忘れてはいけないのが、曲の良さである。メディアでこのバンドが紹介されるとき、「メンバーの津野米咲さんは、SMAPに"Joy!!"を詞曲提供した、天才だ!」というコピーがよくつくほどで、前に「めざましテレビ」でこのバンドの特集がされたときは、曲の完成のスピードが早いということを実演で示しており、度肝をぬかれたおぼえがある。どの曲からも良い意味で違和感が感じられ、不思議な感覚に陥る。ぜひ、一度聴いてみてほしい。

次に紹介するのは、「ふくろうず」というオシャレなバンド。僕がこのバンドを知ったのは、7月にたまたま放送されていた深夜の音楽番組内のインタビュー。上の動画の曲をリリースした時のインタビューだった。このCDのジャケットワークを担当している、その道ではとても有名な信藤三雄さんという方が"平成の渋谷系だと思う"みたいなことを言っていて、この頃、他の音楽番組でされていた"渋谷系特集"で、「渋谷系」というオシャレなジャンルがとても気になっていた僕が珍しく興味を持ち、いざ聴いてみたら僕が求めている感じで。全盛期を生きた人からすれば、完全なる「渋谷系」とは言えないのかもしれないし、このバンドのファンは、こんな"にわか"に「渋谷系」という不明瞭なジャンルに分類されるのは嫌かもしれないが、まあとりあえず、僕はこのようなオシャレな音楽が大好きなのである。半音ずつ下がってるAメロや、サビの「ピポパポパピプペピポパポ」、そして前半では「電話して欲しいの」と言っているのに、最後には「本当は電話苦手なの」と告白している、女の子な気持ちが表されている歌詞が、とてもたまらないのだ。

次は、今回紹介するバンドの中で、唯一の英字バンド、Czecho No Republic。読み方は、"ちぇこ・のー・りぱぶりっく"、略称はズバリ"チェコ"。このバンドとの出会いは、先月の「マキシマムザホルモン」が表紙の「ROCK IN'ON JAPAN 9月号」に特別付録としてついてきた、「JAPAN'S NEXT 2013」というコンピレーションCDである。このCDは、音楽雑誌編集者が2013年、またはそれ以降にヒットするだろう、というアーティストたちの作品を集めたもので、「忘れらんねえよ」「東京カランコロン」といったそれなりの知名度があるバンドから、まだあまり知られていないバンドのものまで収録されている。チェコは、「Festival」という曲(上の動画の曲)が収録されており、そう、これが僕の心に響いたのだ。とてもキュート、というかフェス等で盛り上がりそう、踊れそう、というかノリが良くて、すごく遊んでいる感じ、というか。断片的な言葉、イメージでしか表せないのが少し悔しいが、とりあえず本当に陽気な曲である。口笛を入れてみたり、木琴を入れてみたり、次々と畳み掛けるようなサビだったり、女性コーラスを入れてみたり。これを聴くと、最近は、すぐハッピーになれている。本当に、ライブが楽しそうなバンドという印象。

最後に紹介するのは、「森は生きている」というバンド。というか、これはバンドというより、音楽集団と言ったほうがいいのかもしれない。なぜなら、今まで紹介してきたバンドとは、音楽も楽器編成も格段に違うからだ。ロック、ポップスというより、カントリー系。どちらかというと商業的ではなくて、本当に好きな音楽をやっている感じ。メンバーの雑多な音楽嗜好が反映されており、カントリーから、アンビエント、ジャズ、ブルース、クラシックまでこなす。インディーズで盛り上がり、この前1stアルバム、2枚目のCDを出したばかりなのだから、まさに"知る人ぞ知る音楽"なのかもしれない(自分が"知る人"だよというアピールをしたいわけではない)。僕もつい最近、レジーさんのブログを見て、知ったばかりだ。でも、タワーレコードでは"タワレコメン"を獲得していたり、「"はっぴいえんど"の再来だ!」なんてコピーで、小さくフリーペーパーには掲載されていたりする。これから徐々に人気が出ていくと思う。本当におすすめです。