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なんだ!この天才は!

さて、つまらない記事の後には音楽の記事を更新しようか(これもつまらない記事の一つなのだが…)。内容は、(ブログ仲間の友達と被るが)最近日本の音楽シーンに登場し、アルバム「diorama」5/28付のオリコンチャートで初登場6位を記録した、米津玄師(よねづけんし)さんのことである。

「ROCK IN'ON JAPAN 7月号」では、「これは10年に1度…いや、それ以上の天才かもしれない!」というコピーをつけてロングインタビューを掲載。「MUSICA 6月号」では、巻頭10ページの特集が組まれるなど、音楽雑誌が猛プッシュしてた。どちらも購入して(別件で購入)、読んだ。得られた情報は、3つ。

*作詞・作曲・歌・アレンジ・アートワークをすべて一人で手掛けている多彩な才能の持ち主。
*元々、ボーカロイドで作曲者を経験し(ハチという名で活動していた)すでに高評価を得ていた。
「街」がテーマの1stアルバム「diorama」を5月16日に発売。オリコン初登場6位を記録。

「なんだ!この天才臭がぷんぷんする人は!」と驚いたと同時に「早くこの人のアルバムを聴いてみたい」と思った。しかし、購入もレンタルも経済的に無理なのがあそーである。悩んだ結果、とりあえずyoutubeで曲を聴いてみようと思った。別にそこまで悩まなくても出てくる結論なわけなのだが、やはり「ボカロ出身」というところで躊躇するものがあったのかもしれない。

○ゴーゴー幽霊船/米津玄師

初聴の結果、歌詞がなかなか頭に入ってこないけど、リズムを刻むことができるノリノリな曲ということ、サビの後の「あーんまり急にわーらうのでー」が個人的に好きなこと、自作画がかっこいいなぁということが分かる。そして2回目の試聴。とりあえず「回る発条のアンドロイド」とか「病欠のセブンティーン」とか少し変わった単語が盛り込まれていることが分かる。そして3回目。途中で変わったギターのフレーズが入るなど、アレンジがかっこいいことが分かる。そして4回目、5回目……。気か付けば同じ曲を何回も再生しているではないか!

…と、1回この曲を聴いたときは何も分からない。もちろんいい意味で。「今の何だろう」って感じで、でもかっこいいから、もう1回曲を分かろうとするために再生して、やっぱり分からなくて…、何回もこの曲を再生することによって中毒になってくる、勝手に「よねけんワールド」に引き込まれていく、中毒性の高い1曲。

○vivi/米津玄師

こちらは「ゴーゴー幽霊船」とは違って、ラブソングだなとすぐわかる曲。だからといって、「ゴーゴー幽霊船」より劣っているわけではない。歌詞を見る限り、とても只者のラブソングではないと思うし、アルバムの「街」というテーマにすごくマッチしている感じがする。また、メロディ的にも「どうにもならない心でも」のところが少し変化を入れていて楽しい。またアレンジも印象的。全体的にギターの不協和音が鳴り、忙しなくドラムが鳴っているのに、それが歌詞の、先行きが不安に見えてきたという、世界観を見事に表現している。これはこれでいい。

この他にも「駄菓子屋商売」という曲も聴いたが、鳥肌が立った。米津さんは、歌詞が少しわかりにくい部分もあるが、それもまた魅力で、解釈する人によっていろいろな世界が映し出される。今度レンタルしに行こう。

[追記]ロキノン…で思い出したが、今度の「ROCK IN'ON JAPAN」(8月号)はセカオワが初の表紙巻頭インタビュー+深瀬さん2万字インタビューの2本立て特集だった!今からとても楽しみです。